作詞:竹井詩織里
作曲:望月衛
君の好きだった季節が 優しい歌連れて
水色に煙る舗道ぬけ この街へ来る
四季は回り(とき) 記憶は塗り替えられて
忘れてしまうことも多いけど
思うようにうまく捨てられないな
古ぼけた あの日の風景
夕暮れの雨と秋の気配
待ち焦がれるよう 窓覗く君
一人きりじゃただ退屈な雨も
なぜか愛しく響いてた
懐かしい歌がまた胸をかすめる
水槽(みず)の中自由に泳ぐ 小さな魚たち
同じ部屋二人は違う未来(あす)を見ていた
雨が止めば 季節は塗り替えられる
どこかでまた君に出会ったなら
あの頃より素直に笑える
そんな気がして 空を見上げてみる
夕暮れの雨と秋の気配
待ち焦がれた季節はすぐそこに
一人きりじゃただ退屈な雨も
今愛しく響きだすよ
新しい歌奏で歩いていこう