作詞:北出菜奈
作曲:山口寬雄
編曲:家原正樹
ゆめをみた、こわい夢を。
《遠ざかる背中》に
凍えた…
在るはずのその溫度を
もう一度って
探してた
むき出しの獨りの夜
逃げる場所も 何もなくて
嗚呼、何時か戶惑いながら
自分を攻めてた
だから傍に居て
ずっとだと言って
惡魔の聲を搔き消すまで
失わぬように、
そっと確かめる。
大切な記憶は
過ちになっても
ねぇ、なぜか美しいだけ
青い蝶-
お氣に入りの髮留めを、
うなじに飾って
風に舞う 君はそれを
「標本みたい。」って笑った
吞まれてく光の渦
だけど とても易し過ぎて
彈き金を引ける準備を
私は、していた…
だから傍に居て
ちゃんと觸れていて
私が指に溶け出すほど
息の音を止める、そんな快樂で
かわいた約束は
ケロイドを殘して
こんなにも愛おしいだけ
だから傍に居て
ずっとだと言って
惡魔の聲を搔き消すまで
失わぬように、
そっと確かめる。
いつかその全てが
過ちになっても構わない
愛に冒して…