哀しみには終わりがないのに
愛には何故終わりがあるの?
作詞:北出菜奈
作曲:根岸孝旨
薔薇を摘めば 露は滑り落ち
泥だらけの現(うつつ)へ返る
色褪せない頰紅を下さい
なら出來るだけ小さく
聲 近寄せて囁く
幸せの妖精が逃げぬように…
走り出したシュバリエの戀が
寒い夢を覆すなら
觸れられないそれでも觸れたい
そう出來るだけ愛しく
抗(あらが)うように囁く
幸せの妖精を 醉わすほど
惡い予感の芽 全部
優しく潰さずに摘んで
蝶に孵(かえ)る 卵ひとつひとつ
火で炙って 彈けてしまえ
そう出來るだけ小さく
聲 近寄せて囁く
幸せの妖精が目を醒まし逃げぬように
逃げぬように…